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中国編
1. 香 港 : 2階建路面電車 開業年 1904年 営業キロ数 16.2km 軌間 1067mm
停留所数 123 DC550V
香港というと2階建路面電車を思い出しますが、香港島北岸を東西に建築物
の間をギリギリで走行されます。
車両すべてが2階建車両で、営業用としては、世界でイギリスとエジプトの3箇
所です。この車両の製造したメーカーは、なんと日本の川崎重工業だそうです。
さらに香港でも郊外のニュータウンによる人口増加があり、公共交通の必要
性と環境問題やサービス向上からLRTが1988年に敷かれました。路線延長
約36Km、8系統で、一日の乗客数37万人で、世界で3番目に利用者数が多
い都市です。 軌間は1435mm
ここではワンマン電車で運賃収受が信用乗車方式で区間別時間制限切符を
自販機で購入し乗車します。
2. 長 春 : 開業年1937年(前情報1941年の開業)この時期に別名で新京と呼ばれていた。
営業キロ数 22.2km 軌間 1435mm
長春のLRT(軽軌3号線)は、2002年10月に開業しました。2006年には31.9
kmまでとなり高架部や地下部の専 用軌道となっています。また、路面電車の歴史
も古く、一時、28kmの運行をしていましたが、車社会の影響か、1980年代に路線
廃止が進み、54路系統の7.6kmまでとなってしまいました。しかし、見直しが図られ
2000年に大修繕工 事と新型車10両の導入、2006年に大連市電から譲り受け、
都市交通としての役割を果たしてきています。
(左下写真:LRT 右下写真:ボギー車)
3. 大 連 : 開業年 1909年 営業キロ数 24.3km 軌間 1435mm
大連は、1909年に14.7km(3系統)開業後、1999年には1年休業し、
大体的に路線整備を行うなど、大規模な改修工事を行いました。車両に
ついては、2002年に3両編成の低床車を導入しました。さらにボギー車
は、2004年までに試作を経て26編成の導入したほか、レトロ電車やIC
カードの導入もしました。